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日常
マザアス在宅ホスピス南柏

「いちご狩りで痛みを越え、喜びを摘む時」

いちごの甘さは、時を忘れさせる魔法です。

在宅ホスピス南柏では、私たちの理念「想いを明日に繋げる」を形にするため、日々様々な活動を行っています。その一つが、友野観光イチゴ園でのいちご狩りイベントです。赤く熟したいちごの甘さに包まれ、ご入居者様は痛みを忘れ、幸せな時間をお過ごしになります。

痛みと向き合う日々の中で、いちご狩りは特別な経験となります。ご入居者様の一人が言いました。「ここにいると痛みを忘れるんです。いちごが私を夢中にさせてくれるのですから。」その言葉には、生きる力と、今この瞬間を楽しむ喜びが込められていました。

このイベントでは、自然の中でのシンプルな喜びが、ご入居者様一人ひとりの「想い」を繋ぎ、共有される瞬間を創り出します。家族のように支え合い、一緒にいちごを摘みながら笑顔を共有する時間は、心に残る貴重な思い出となるでしょう。

介護の本質は、生きる喜びを提供し、日々の苦痛を和らげることにあります。私たちは、ご入居者様が生活の中で感じるさまざまな感覚を大切にし、心豊かな日々を過ごせるように努めています。

ご家族にとっても、愛する人がいちご狩りで笑顔になる姿は、安心感を与えます。そして、そこにはいつも私たちスタッフの「想い」が込められているのです。喜びの中に生きる希望があり、希望がある限り、私たちの介護は意味を持ち続けます。

在宅ホスピス南柏での時間は、いちごのように甘く、そして時には切なさを伴いますが、常に心温まる「想い」で満たされています。私たちはこれからも、ご入居者様が毎日を心から楽しめるような、そんな瞬間を創出し続けていきます。

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