「春分の日、おはぎで心も体もほっと一息。」
春分の日は、自然と人の心が一年で最も調和すると言われています。だんらん武蔵境では、この特別な日に、古くからの和菓子「おはぎ」を手作りする時間を過ごしました。皆でわいわいとお米を丸め、ほんのり甘いあんこを包み込む作業は、まさに春の到来を祝う儀式のよう。
作りたてのおはぎは、見た目にも華やかで、食べると口の中に春の訪れを告げるようなやさしい甘さが広がります。利用者の皆さんは、その作業に夢中になりながらも、お互いの作ったおはぎを褒め合い、楽しそうに会話を弾ませていました。
この日は、ただ美味しい和菓子を食べるだけでなく、おはぎ作りを通して多世代が交流し、和の文化を深く理解する機会となりました。老若男女が手を動かし、形を整えるその一つ一つの動きには、丁寧な生活と心を込めた時間が反映されています。
株式会社マザアスが運営する施設では、日本の四季に合わせたイベントを大切にしています。春分の日のおはぎ作りは、利用者の皆さんが自らの手で季節の移ろいを感じ取ることができる貴重な体験です。おはぎ一つ一つには、春の息吹を感じることができるのです。
おはぎを囲むひと時は、皆の心を温かくし、会話の種を提供してくれます。こうして共に食べるおやつの時間は、日常の忙しさから離れ、ゆったりとした時間を提供してくれるのです。
春分の日に作られたおはぎは、だんらん武蔵境での温かい春の記憶として、これからも長く語り継がれるでしょう。次の季節のイベントも、同じように皆様にとっての特別な日になることを楽しみにしています。おはぎは、私たちが一緒に過ごすひとときの甘く優しい証なのです。