心を込めた一品が、明日への希望を運ぶ。
私たちが大切にしているのは、ただの日常ではありません。在宅ホスピス南柏では、「想いを明日に繋げる」という理念のもと、ご入居される皆様の「生きる」を支える日々を送っています。たとえ明日がどうなるかわからない不安があったとしても、今日という一日を全力で生きることができるように、私たちは支え、寄り添います。
今回の食事イベントは「天ぷら」。揚げたての熱々を皆さんの前で提供するこのイベントは、ただの食事を超えた、温もりと喜びが詰まった瞬間です。目の前から漂う香ばしい香り、揚げる音のリズム、そして何より、その一皿に込められた想い。それは、スタッフの心からのおもてなしと、ご入居者様の「もう一度食べたい」という小さな願いが形になったものです。
食事は生きる力を与えるものですが、私たちが提供する食事は、心の栄養も同時にお届けします。天ぷら一つ一つには、家族のような暖かさ、生きる喜び、そして一緒に過ごす時間の大切さが詰まっています。
このイベントを通じて、ご家族にも安心していただきたい。ここには、お一人おひとりの想いが尊重され、生きる喜びが共有される場があると。そして何より、私たちは「今日」という一日を、明日に繋げるための一助となることを願っています。
介護の本質は、生活の支援だけでは終わりません。それは、心を動かし、生きる勇気を与えること。そして、私たちが最も大切にしているのは、ご入居者様一人ひとりの「想い」です。それを日々のケアに織り交ぜ、皆様の人生の一部になれることに、深い光栄と責任を感じています。
「想い」を食事に込めて、明日への小さな一歩を。在宅ホスピス南柏では、そんな思いを形にしています。